塗装工事の契約方法と注意するポイントとは?
塗装工事を行う際、塗装業社とお客様との契約は重要です。当記事では外壁塗装・屋根塗装で行う契約方法や注意するポイントを解説していきます。
外壁塗装の契約方法と契約するタイミングとは?
契約時に交わす書類は各塗装業社によって若干異なりますが一般的には以下のような契約を行います。
工事請負契約書
業者へ塗装工事を依頼する旨の書類です。工事内容、工事金額などが記載された最も重要な書類であるためしっかりと確認をするべきです。
請負契約約款
トラブルが起きた際の取り決めなどが個々に記載された書類であり、契約書の裏に記載されていることもあります。
請負代金内訳書
塗装工事の詳細な内容が記載された書類です。使用する材料やメーカー、数量や単価などが記載されています。
請求書
施工金額やお支払い方法が記載された書類です。
保証書
工事の保証内容が記載された書類です。
契約するタイミングは各塗装業社によって異なりますが、一般的にはお見積書の発行後、1ヶ月から3ヶ月以内に契約をします。外壁塗装・屋根塗装は10数年に一度の工事であるため、お見積後はじっくりと考えてから契約を行うようにしましょう。
契約書の見方や注意点とは?
契約書の見方としていくつかの注意点があります。
最低限確認することとしては「契約日」「工期」「署名・捺印」「工事金額」「支払い条件」「保証内容」は丁寧に確認しましょう。また、トラブルを避けるためにクーリングオフの記載があるかも確認するべきです。
また、工事金額によっては印紙が必要な場合もあります。不明な点があれば都度業者に確認しながら進めていくことをおすすめします。
塗装業社を決める際の注意点とは?
塗装業社を決める際の注意点としては、契約を急がせる業社には注意をした方が良いでしょう。また、塗装金額があまりにも安すぎる業社は手抜き工事を行う可能性もあるため注意が必要です。
塗装工事の内容は各塗装業社によって若干異なる場合もあるため、複数社からお見積りを取り、最も相性の良さそうな塗装業社に発注を行うことが失敗のリスクは減るでしょう。
塗装工事後のアフターフォローも重要
塗装工事が完了後はそれでおしまいではありません。定期的な点検やメンテナンスを施し、住宅を良い状態に保ち続ける必要があります。そのため、アフターフォローも行っている塗装業社を選ぶことが重要です。
塗装工事の契約方法と注意するポイントとは?まとめ
以上が塗装工事の契約方法と注意するポイントです。塗装工事は10数年に一度の大規模な工事です。焦って契約をせず、わからない点があれば積極的に塗装業社に確認をし、納得した上で契約を行うようにしましょう。