外壁塗装・屋根塗装中の生活に関する疑問や注意事項とは？

塗装工事は約10年に一度のため、初めてご依頼される方も多いと思います。当記事では外壁塗装・屋根塗装工事中の生活に関する疑問や注意事項について解説していきます。

塗装工事中は普通に生活していて大丈夫なのか？

外壁塗装・屋根塗装中は通常通り生活していただき問題ありません。また施主様のご自宅内には入らないので、外出をし留守にしていただいても構いません。

ただし、作業中は施主様の水道の使用許可をいただく場合がありますので、外出の際は一言お声がけいただけると、スムーズに工事は進みやすくなります。

また、塗装工事中は足場をかけ飛散防止ネットで建物の周囲を覆いますが、防犯上の観点から玄関・窓の鍵は忘れずにかけた上で外出をするようにしてください。

高圧洗浄の工程時は、室内へ水が侵入してしまうため窓を開けることはできません。

一方、塗装工程の際は窓を養生で覆いますが、養生の方法によっては窓を開閉することもできるような貼り方もできるため、窓を開けたい際には事前に塗装業社にご希望を伝えると良いでしょう。

住宅の構造によっては塗料の臭いが家の中にこもる場合がございます。塗料の臭いの原因は油性塗料を薄めるために使用するシンナーが原因です。臭いが気になる場合は、塗装作業をしている場所から離れている方の窓を開け、扇風機を使用し風を送ることで臭いを軽減することが可能です。

また、水性塗料を使用することで臭いを軽減することも可能です。水性塗料のデメリットとしては、油性塗料と比べて耐久性が劣ることがや、外壁・屋根の素材によっては水性塗料を使用できないなどのデメリットもありますが、臭いの面では軽減することが可能です。

もし、塗装工事中の臭いが気になる場合は、遠慮なく塗装業社に希望を伝えてみてください。

基本的にエアコンのご使用は可能です。また、換気扇も通常通り使用いただけます。しかし、高圧洗浄の際は室外機を通じてエアコンに水が入ってしまう可能性があるため、一時的に停止していただく場合がございます。

申し訳ありませんが塗装工事中は洗濯物は外で干せません。理由としては洗濯物に塗料が付着してしまう可能性があることや、塗料の臭いが移ってしまうこと、高圧洗浄時の水や泥が付いてしまうことを防ぐためです。

ただし、塗装工事がお休みの日や工程の中でも洗濯物を外で干しても問題ない工程もあります。そのため、事前に塗装業社に確認をすることをおすすめします。

基本的には塗料を塗っている工程では騒音はほとんど発生しません。しかし、いくつかの工程では騒音が発生する場合もございます。そのため、トラブルを防止するために事前に塗装業社が近隣の方にご挨拶と説明をしていきます。

塗装工事の前後で行われる足場の仮設・解体時はハンマーで足場を打ち付けるため大きな音が発生します。また足場を運ぶために大きなトラックを使用するため、大型トラックのエンジン音なども気になる方もいる場合もございます。

塗装工事で使用する高圧洗浄機は家庭用のものとは違い、エンジン式の機械であるためエンジン音が発生します。静音タイプの高圧洗浄機もありますが、塗装業社によって使用する高圧洗浄機は異なるため、音に敏感な方は事前に確認をすると良いでしょう。

ケレン作業とはサビやヒビがある箇所を綺麗にする作業のことを言います。作業時に電気工具を使用する場合は大きな音が発生しやすくなります。

一般的には8時半頃から17時頃まで作業を行います。

塗料は「気温が5℃以下」の場合や「湿度が85％以上」の場合には塗装作業することができません。そのため、天候によっては作業時間が変更される場合があります。

塗装工事中は足場が組まれているため、普段では侵入が難しい2階への侵入がしやすくなります。そのため外出時は忘れずに施錠をすることを強く勧めています。

塗装工事中は普段以上に戸締まりを行う意識が重要です。

以上が外壁塗装・屋根塗装中の生活に関する疑問や注意事項です。塗装工事中は普段と勝手が違うところもあるため、疑問点などがあれば遠慮なく塗装業社に確認してみてください。

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