アクリル塗料の特徴とは？

低価格でありカラーが豊富なアクリル塗料は、かつては主流でしたが現在はあまり使われることがなくなりました。当記事ではアクリル塗料の特徴や相場などを解説していきます。

アクリル塗料の特徴

アクリル塗料とはアクリル樹脂を主成分とした塗料です。内壁に使用されることはありますが現在は外壁塗装で使用されることはほとんどなくなりました。

アクリル塗料の最大のメリットは価格が安いという点です。1平米当たりの単価は、1,200～1,800円前後であり他の塗料よりも安いという点に特徴があります。また、カラーバリエーションが豊富であるという点も特徴です。

しかし、耐久性は低く5年から7年程度しか耐久性がありません。さらに紫外線による劣化が早く色あせが早いという点もデメリットです。

外壁塗装においてアクリル塗料をおすすめする場面はあまりありませんが、5年以内に建物を取り壊す場合や、頻繁に色を変えたいという場合は使用を検討してもいいでしょう。

また、アクリル塗料に似ている名前のものに「ピュアアクリル」「アクリルシリコン」というものもありますが、これらはアクリル塗料とは別物であり耐久性・価格は異なります。

アクリル塗料の特徴とは？まとめ

以上がアクリル塗料の特徴になります。現在はアクリル塗料を外壁塗装で使用することは少なくなりましたが、基礎知識として押さえておくと塗装業社さんとの打ち合わせがスムーズに進むと思います。

塗料のグレード一覧と各グレードの違いはこちらで解説