無機塗料の特徴とは?

無機塗料は塗料の中でも最も耐久年数が高いためメンテナンスの頻度を減らすことができますが、一方で費用は高額になりがちです。当記事では無機塗料の特徴と、どのような場合は無機塗料を検討するべきかについて解説します。

無機塗料とは?

無機塗料とは石やガラスといった炭素を含まない無機物を原料としている塗料のことです。無機物だけでは塗料として使用することができませんが合成樹脂などの有機物を混ぜることによって、無機物の耐久性をいかしつつ、塗装に使用できる塗料となっています。

耐久年数は20年〜25年で、単価は4,500円〜5,500円程度が相場です。塗料の中では最も耐久年数も単価も高いです。

無機塗料のメリットとしては、非常に耐久性が高いという点や、カビが発生しにくく汚れも雨水で流せる点、メンテナンスの手間を減らせるといったメリットがあります。

一方でデメリットとしては、費用が高額になってしまうという点や施工が難しく扱える塗装業社が限られるという点などがあげられます。

無機塗料は工場の近くなど汚れやすい場所で使用されることも多く、耐久年数の高さからも長い目で見た場合コストがパフォーマンスがよいという特徴があります。

無機塗料の特徴とは?まとめ

以上が無機塗料の特徴です。非常に高い耐久性はありますが、高額であるという点や扱える業社が限られるという点からも、無機塗料を検討している場合はまずは専門の塗装業社に相談をするべきでしょう。

各塗料グレードの一覧と各グレードの違いはこちらで解説

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