光触媒塗料の特徴とは?
光触媒塗料は自然の力で汚れを落としたり、有害物質を除去する効果がありかつては使用されていましたが現在はあまり使用されなくなってきた塗料です。当記事では光触媒塗料の特徴について解説していきます。
光触媒塗料とは?
光触媒塗料とは紫外線を受けると化学反応を促進し、外壁に付着した汚れを太陽の光で浮かせ、雨水で汚れを洗い流す力がある塗料です。自然環境に優しく汚れがつきにくいという特徴があります。TOTOのハイドロテクトコートという商品が主流でしたが現在は生産が中止となったため、現在はあまり使われていません。
耐久年数は15年〜20年であり、単価は4,200円から5,000円程度が相場です。塗料の中でもグレードが高く、単価は一般的に使用されるシリコン塗料の2倍程度高いです。
光触媒塗料のメリットとしては汚れがつきにくいという点や、空気清浄の機能がある点、耐久性が高いという点があげられます。
一方で光触媒塗料のデメリットとしては、日当たりが悪い場所では効果が発揮しにくいため立地に左右されるという点や、サビや黄砂などの無機質の汚れに対しては分解機能が働かないという点、塗料の色が白系に限られるなどがあげられます。また、光触媒塗料は施工が難しく塗装業者によっては対応していない場合もあります。
光触媒塗料の特徴とは?まとめ
以上が光触媒塗料の特徴となります。太陽の光で汚れを落とすことができる光触媒塗料ですが、価格が高いという点や日当たりが悪い場所では効果が出にくいなどのデメリットもあります。そのため光触媒塗料を検討している場合は、まずは塗装業社に相談をすることをおすすめします。
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